高度化車体整備技能講習　: ARTBODY車と自転車と波乗りと

2023年01月30日

高度化車体整備技能講習　

資格 ジムニー

　高度化車体整備技能講習受講してきました　もちろん感染対策バッチリで（特に母ちゃん看護師なので・もらわない・うつさない・先輩達もいい年なので重症リスクも高くなってます・・・よって余計な会話はさけマスクで完全防備で参加　と　言われました）

　久しぶりの講習会　　　　　　　　　　　　　　　　
講師　(有)ニシエ自動車　西江　康氏　　(株)優流　斎藤　和実氏　　　　場所　丸清自動車
で行われました

今回の受講資格は　車体整備士資格取得者

皆さん　前向きな職人達（私もそうですが職人は物静かな感じの方が多いです）　新たな資格と技術　勉強もがんばってますよ
実技と学科試験７０点以上で合格です　　　７４ページあります

朝から夕方四時まで　みっちり行われます（実技溶接と講習　最後にテスト）
私はいつもの柔らかい３Ｍ皮手袋持参　　硬い手袋は微妙な距離感など扱いずらいです（新品購入の場合　今回も使用前に穿きならしました　　　少しのこだわりですが　使用感が全然違います）繊細な溶接の場合　お勧めです　

因みに講師の斎藤さんも柔らか手袋持参でしたよ　

無時合格

板金塗装は常に資格や講習参加で頑張ってるABA会員の工場お勧めします。車体組合でしか入手できない修理強度情報などもあります

お客様から　『車体整備士と車検整備の違いは何ですか？』とよく聞かれます　⇩下のホームページをクリックで分かります
日本自動車車体整備協同組合連合会の　ホームページ⇩　是非　見て下さい

https://jabra.or.jp/

資格の方は　
車体整備士も自動車整備士同様、国家試験を受験する必要があります。ただし、車体整備士は、自動車整備士とは異なり、3級、2級、1級といったクラスはありません（このブログ２０１２年１１月26日で試験内容分かります）
ＡＢＡ沖縄は車体整備士です（自動車整備取得の両方取得も結構います）
私が思うに　断然　車体整備の仕事が難しいと思います　３５年経験の私でも常に勉強しないと板金・塗装　マニュアルだけでは綺麗に直せませんよ　事故車修理・鈑金は勿論　塗装も綺麗だけではなくツヤ　微妙なひずみ　色合わせ　錆び　鈑金形成など　など　言葉では言い表せない作業が沢山あります　範囲が広く奥深い　

鈑金修理は　沖縄県車体組合の工場がベスト⇒　　　https://www.aba-okinawa.jp/
　
こんな難しい繊細な仕事はなかなかありません

　
　

因みに　講習場所の丸清自動車は両方の資格があります　入口の犬のキャラクター看板で分かります

因みに　犬のキャラクター看板は車検や足回りやエンジン脱着　ブレーキなど分解整備ができます　
分かりやすく簡単に説明　　　車体の文字があるのが板金　付いてないのが車検って感じかな　
自動車整備振興会　分解整備の資格取得工場　⇩
http://jaspa-okinawa.or.jp/m/okinawa.html

資格の無い工場での足回り分解作業や改造は違反です

わかりやすくタクシーで例えると　無免許無車検でお客さんを乗せて仕事してる感じかな～
命を乗せる車　安全の為　国が決めた法律です　無免許では　お客さんの安全も信用も守れません

　　

国土交通省ホームから引用➡何人も、保安基準に適合しなくなるような自動車の改造、装置の取り付け、取り外し等（不正改造行為）を行ってはいけません。これに違反した場合は6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金が科せられます。（道路運送車両法第９９条の２、第１０８条）

　米粒みたいな小さなART BODYでも　必要な資格取得に向け　頑張って勉強してますよ

会員の皆さん　難しい板金塗装に　誇りをもって日々がんばってます

お客様の安全の事を考え

資格・講習など　努力してる工場にお客さんも集まって欲しいですね

今回の新しい情報　　東京の方では車の塗装工場の違反が無いか巡回してるそうです（労働基準局って言ってたような⁈）　

？
内容＝塗装室の点検計測やシンナーの別倉庫保管などの検査かも　
囲われた場所で塗装する場合は有機溶剤作業主任資格が必要　塗装室の有害な物は下２０センチ程度に溜まるので圧送式又は上から綺麗な空気を送り下で吸い込みが望ましい　　又シンナーやシリコンオフなど可燃性の溶剤は　別建物で保管など
この前このブログで紹介した消防士の友達に聞くと

耐火性のある倉庫でないとダメみたいですよ　
因みに囲われた環境で塗装の場合　　資格は　有機溶剤作業主任資格です　　もちろん私も取得しましたよ

色んな規則を知らないで　板金塗装を営業してる方もいると思いますが・・・　この業界どんどん進化して難しくなります　待ったなしですよ
　お客さんの安全の為　乗り遅れないように勉強や資格も必要です